from:おかもと 【起業家.Lab】

多くの人が「どうすれば自分の実績を挙げられるか」と考える。

 

また、多くの人が「ビジネスモデル」と聞くと、

キレイにまとめ上げられた企画書を思い浮かべる。

 

顧客、商品、媒体、収益、費用などを整理し、

きちんと整った状態にして、

お金を生み出すという概念だと思っている。

 

そのようなモデルは、すでに出来上がったビジネスを理解したり、

アイディアを整理したりする概念図としては素晴らしい。

でも、企画書通りにビジネスが作り上げられることは

本当に稀です。

 

なぜなら、ビジネスモデルとは、

そこに関わる人々の経験を積み上げるプロセスがあって、

初めて血が通い、動き始めるものだからです。

 

ではモデルに血を通わすための肝はなにか?

 

それは一言でいうと、

「社外(顧客)と社内(同僚)との情報伝達・交流」です。

 

たとえばあなたが顧客からの不満を受け取り、

それを社内に伝えたとしましょう。

 

すると、社内には緊張が走ります。

そしてその解消に向かって動き始める。

 

当然顧客からの要求を満たすためには、

社内での意見衝突もあります。

ですが、それを乗り越えたとき、初めて、

予想外のビジネスモデルになっていることに気づきます。

おそらくそれは最初に企画したものとはだいぶ違っているはずです。

 

一方で、顧客はというと、

社員が障害を乗り越えて、事業が育っていく様に触れることで、

単純に感動する。

 

その会社の成長を自分の人生に重ね合わせ、

応援するようになっていく。

 

つまり、社内が協力に向かうプロセスがあるからこそ、

あなたは顧客に対して説得力のある、

ウソのない言葉がかけられるようになるのです。

 

そうすることで、当初予定していたビジネスモデルよりも、

もっと良い、稼げるビジネスモデルが出来上がるということ。

 

これができない人というのは、

自分の意見を強制し、反発され、硬直する。

そして一人だけで経験を積み、表面的な実績を作文する。

 

しかし、稼ぐ人は

共育し(ともに育って)、共感され、共動する(ともに動く)。

 

その結果、ビジネスモデルが動き出し、育っていく。

 

具体的に言うと、

部署を超えたプロジェクトチームをあえて作り、

短時間でもいいから、

コミュニケーションをとる。

 

「ご意見を伺いたいのですが・・」

「ご相談してもよろしいでしょうか?」

と多くの社員や顧客から意見を聞き、

その意見を尊重する。

 

そうして、

「自分が関わっている」

「自分の功績や学びになる」

と思える人をどんどん増やしていく。

 

社内が動かないのではなく、

社内を動かすプロセスをあなたやあなたの同僚が体験するからこそ、

その後、顧客を動かせるようになる。

ということです。

 

どうすれば自分の実績を挙げられるか

ではなく、

どうすれば最高の交流をデザインできるか。

です。

 

「カネがカネを呼ぶ」

という言葉は確かに正しい。

しかしこれはある言葉の省略形です。

正確には、

「カネが人を呼び、人がカネを呼ぶ」

 

だからこそ、まずは人の意見を聞き、

人を巻き込み、成長し、

人を動かせるようになるのがビジネスの神髄。

 

おかもと

P.S.まぁ、結局一人でなんかやっててもむなしいだけだからね・・笑