from:おかもと 【起業家.Lab】

昔、日本は敗戦から立ち上がり、情熱を持った多くの起業家たちにより、

高度経済成長へと突入。

そこからみるみるうちに先進国へと成り上がり、

今では様々な技術面において、世界トップの水準を持っている。

 

しかし、そういった成長、ネットによる情報社会化により、

現代社会は昔とは全く異なるビジネスの常識がある。

 

そして、多くの人はそのことについて、

「なんとなくわかってるつもりだけど、わかっていない」

という状態にある。

これも事実です。

 

「良いモノを作っていればいつか・・」という思想

「なんとなくわかってるけど、、」

これを作り出すのは1つの思想で、

それは、

「良いものを作っていれば、そのうち売れるんじゃないか・・」

という思想です。

 

1980年代あたりまではこれが普通でした。

常識でした。

しかし、これが当てはまるにはある1つの条件が必要なのです。

 

その条件とは

「モノが少ない」

という条件です。

 

つまり、、

物質的に不足している場合にのみ、

「良いモノを作れば勝手に売れる」

という状況が出来上がるのです。

 

日本は戦後、なにもない状態から、爆発的に成長した国です。

つまり、もともと0だったのです。

当然、0の状態から今現在に至るまでの過程の中に

「モノが少ない」状況があったわけです。

 

そして、その状況下では、特に今言われるようなマーケティングの知識とか、

セールスのやり方とか、考え方とか、、

そんなものは全く必要なく、

誰が売っても良いモノであれば、勝手に売れる時代だったわけです。

 

そして、当然、その「楽に売れる」状況を知っていれば知っているほど、

現在の社会状況とのギャップに耐えられず、

「昔は良かったな・・」となる人が結構多い。

ちなみにこれはいわゆる若者と年配の方たちの価値観や考え方の違いにも大きく影響する。

 

しかし、若者であろうが、年配であろうが、

まずは認めなければならない事実がある。

それは、

「マーケティングを変えた2つの変化」

が存在しており、それに適応できなければ、仕事は一瞬で死ぬ時代だということです。

 

2つの変化

変化1.世の中のルールが変わった

変化2.消費者の行動と望むものがどんどん変わる

 

まずは変化1について。

世の中のルールが昔とは変わってしまっているのです。

ネットで世界の莫大な情報がリアルタイムで閲覧できるようになったことで、

「情報」がなければそれに対応することができないという時代に入っているのです。

 

情報というよりも、「良質なコンテンツ」ですね。

 

ウェブ以前の時代には組織が人々の注意を引くための選択肢は大きく分けて2つしかなかったのです。

1.高価な広告枠を買う

2.メディアに第三者の意見として取り上げてもらう

 

しかし、このどちらもが、ネットの進出によって、

明らかに価値を落としている。

なぜなら、ネット上にはそれ以上の情報が、莫大にあるからだ。

 

マスメディアの広告枠を買ったり、新聞や雑誌の記事に取り上げてもらってブランド認知を高めるのは

それほど効果的な戦略ではなくなっているのです。

 

 

次に変化2の消費やの行動と望むものが変化しているという点。

あなたもなにかを買おうと思ったら、ネット検索を利用して情報を調べたりするでしょう。

 

消費者の購買に関する調査によれば、

「圧倒的多数の消費者がネット上で何かを買うときに検索エンジンを頼りにしている」

とまとめられている。

 

5人のうち3人はいつも、あるいはかなりの頻度で検索エンジンを利用している。

ちなみに

情報を得たいときに利用されるものの比率は・・

(「オンラインショッピングの際によく使うツールの上位2つを教えてください」という質問に対して)

・検索エンジン(グーグルとか):61%

・クーポンサイト(ホットペッパーとか):35%

・小売店からのメール:29%

・製品、小売店のレビュー:24%

・価格比較サイト(価格.comとか):22%

・ショッピングポータルサイト(楽天市場とか):19%

・SNS(フェイスブックとか):10%

 

という結果が出ている。

つまり、あなたの会社の売り上げを大幅にアップさせるためのカギは、

消費者が製品やサービスを検索するときに、

「あなたの会社が検索結果のページの上位に表示されるかどうかにある」ということ。

これがいわゆるSEO対策というやつだ。

 

SEOで最も大切なこと

で、SEO対策に関して、

まぁ検索ワードとかなんやかんや難しいことは多少あるけど、

そんなことよりもずっと大切なことがある。

 

「サイト内のコンテンツの充実」です。

まずは「良いコンテンツ」・・

つまり、

消費者にとってプラスになるような情報や、サービスが必要不可欠だということ。

そしてそれが多ければ多いほど、

グーグルなどの検索サイトが勝手にそれを最適化し、上位に表示させるようになる。

 

だから、「質の高い商品を作れば売れる」のではなく、

「質の高い情報を適切に流し続けることでやっと売れる」のです。

 

これが現代のビジネスの常識なのです。

 

ちなみに、これはオフラインでもなんら変わらないことが言えます。

なぜなら、例えば「米」を売っていたとして、

今「良い米」ってのは日本中どこに行っても食べられる時代です。

つまり、「同じようなモノが溢れてる」という状況。

 

そこで自分の米を売ろうと思ったら、何が必要になるのか。

「他とはここが違う!」という情報ですよね。

 

結局、なにを売っていても、今の時代何よりも大切なのは、

「人々が興味を持つ情報」です。

 

ビジネスの常識・・

今は昔とは全く違います。

昔が悪いというわけではなく、単純に、

この流れに逆らえば、死ぬ。

それだけのことです。

 

まとめ

・昔は良いモノを作れば売れた時代

・今は同じようなものが溢れている時代

・当然、今はものを売るために情報が必要

・それをコントロールするのはネット社会

・良質なコンテンツを作り上げ、良い情報を流し続けることでモノが売れる

 

 

優れたコンテンツの最も重要なメリットは、

「会話を引き出す」ということ。

会話は顧客を参加させ、人々と関わることで、

あなたの会社が新しいソーシャルネットワーク世界で生き残り、成功していく道になる。

 

その会話を引き出すために、

「良い情報」が必要なのです。

 

重要なのは、「情報」。

商品は情報よりも重要度が低い時代になっています。

ご注意ください。

 

おかもと

P.S.結局のところ、人が一番欲しいものは、「モノ」ではない場合がほとんど。

「知識」とか、「人との関係」とか、「自尊心を満たすもの」とか、、

そういったものが圧倒的に多い。