from:おかもと 【起業家.Lab】

「バチンッ!バチンッ!」

「おまえには悪魔が潜んでいる!!」

 

教会の薄暗い小さな部屋。

目の前で10歳に満たない弟がムチで叩かれている。

大人が手加減なしでムチを振るうので、まともに歩けなくなることも、、、

 

毎週火曜日、木曜日、隔週の日曜日に礼拝が行われ、三時間以上の間、

「私語を交わす」「体を動かす」「歩き回る」など許されなかった。

 

ルールに従わない子供は教会の奥に連れていかれて大人が力いっぱいムチで叩く。

 

 

、、、これは実際にカルト教団で行われていた話です。

自分の持っている知識や常識は誤りだと信じ込まされ、教会の教え以外は全て誤り、と洗脳される。

 

そうやって洗脳された人は教祖のことが全て正しいと思い込みどんなことでも言うことを聞く。

 

カルト教団は人の心理を巧みに利用し、洗脳する。

それも、かなりの時間と労力を使い一人一人を洗脳していくのです。

 

カルト教団の常套手段

これはカルト教団の常套手段なのですが、、

実はこのプロセスには危険でありながらもシンプルで絶大な効果を生む、

「人をコントロールする方法」が隠されています。

 

さて、、あなたは不思議に思ったことはありませんか?

・なぜ聡明かつ知的である人がカルト教団に簡単に操作されてしまうのか?

・なぜ彼らは洗脳されていることにいつまでも気づかないのか?

・そして、なぜ彼らは「自ら進んでその道を選んだ」と思い込んでいるのか?

 

実はこの一見危険のように思えるカルト教団のプロセスは、あなたや私が仕事でいつもやっている「集客」と密接な関係があります。

 

それはなぜか、、?

「集客する」というのは「お客さんをコントロールする」ということと全く同じ意味だからです。

「コントロールする」と聞くと、「え?そんなん思ってないし、、」と思うかもしれませんが、、

いや、実際誰かをコントロールしないとモノは売れません。

 

つまり、この世で働いていて、お金を稼いでいる全ての人は、誰かをコントロールしているということになります。

 

本当に自分の意志だけで買っているのか?

あなたは通販でなにか買い物したことありますよね?

例えば、「大好きなブランド服がちょっと割引されてる!これずっとほしかったやつだ!なになに?今だけのセールで30%オフ?超お得じゃないか、、買おう。」

 

あなたがこのような買い物をしたことがあるかどうかはわかりませんが、

世の中、こういう感じで買い物をするお客さんは多いです。

あなたのお客さんもこんな感じであることが多いです。

なので、ちょっとお客さんの立場を想像してみてください。

 

このとき、あなたがこの人の立場だったとして、

あなたは「自発的に購入している」と思っていませんか?

そうですよね?

だって、「買おう」と思ったのはあなたですから。

 

しかし、、その「買おう」までに他人のコントロールにはまるプロセスがいくつも散りばめられていることに気づきませんか?

 

まずあなたが「そのブランドが好き」ということ。

これはそのブランドによってあなたがコントロールされた結果です。

 

そして「30%オフ」。

これによって、いつもよりお得、つまり、自分自身に利益があると思うようにコントロールされています。

 

さらに「今だけ」。

これによって「あぁ、この価格で手に入るのは今だけなのか、、」と思うようにコントロールされています。

 

この方式、カルト教団と全く同じです。

「自らの判断で行動した」と思わせるためのプロセスです。

 

どのような商品にも、そこにお金が関わる以上、

「売り手」によってなんらかのマインドコントロール作用が「買い手」に対し働いています。

 

悪いコントロール、良いコントロール

しかし、カルト教団と違う点とは、

「他人から見て、その商品を買ってあなたの生活や人生が少しでも向上したかどうか」です。

つまり、その商品があなたにもたらした結果です。

 

あなたはそのブランドが好きなので、おそらくその服を気に入ります。

そして例えばデートにその服を着て行って、「その服似合ってるね」と言われれば「あーやっぱりこの服買って良かったな」「あのときの行動は間違ってなかったな」と満足するはずです。

 

一方カルト教団の人たちも「自分は今幸せだ」と思っているかもしれませんが、、

たいていの場合、他人からみると、、「この人とは関わりたくない。」と思われるのが関の山です。

こういう「他人から見たときに明らかに人生の質が下がっているタイプのビジネス」にはあなたも関わりたくないでしょう?

 

しかし、「第三者の目から見たときに当事者に良い結果をもたらすもの」である場合、

つまり簡単に言えば「良い商品」である場合、それに関わりたいと思うのが全ての人間が持つ共通の感覚です。

 

そして、良いものである場合、

お客さんをどれだけコントロールして、どれだけ価値を提供できるか。

ここにビジネスの真価があるわけです。

 

 

売ることはあなたの義務

あなたの売っている商品・サービスは、、

相手の人生に貢献するものですか?しないものですか?

 

貢献するのであれば、あなたにはそれをその人に届ける義務があります。

あなたの見込み客が間違った方向へ行ってしまい、粗悪な商品を売りつけられて人生の質が下がってしまうのを防ぐ責任があなたにはあるからです。

 

あなたの見込み客を救うことができるのはあなただけです。

 

あなたにカルト教団になれと言ってるわけではありません。笑

しかし、「コントロールする」というのは間違ったことばかりではなく、良い方向へも使えるのだ。

ということです。

 

「マインドコントロール」自体が良い、悪いのではなく、

それを扱う人間の性質がその「マインドコントロール」の性質を決めるのですよ。

ということです。

 

おかもと

P.S.これはビジネスを行う上で、全ての人が持っておくべき、「売ることへの罪悪感」を払拭するためのマインドセットです。

定期的にこのマインドセットについて考えておかないと、、

あっという間に「売ることに対する罪悪感」で心の中がいっぱいになります。人間だもの。笑

 

たまにこんなことをぼーっと考えてみるのもいいかもしれませんね。