from:おかもと 【起業家.Lab】

「革新(イノベーション)」を目標に掲げる会社は多い。

 

多くの人は、多様性に富む人材を集めてフラットな職場を作ったり、

時間にとらわれない自由な働き方を取り入れたりすれば、

枠を超えた創造的なアイディアが生まれ、

革新的なビジネスが始まるのではないかと考える。

 

つまり、ビジネスに革新をもたらすのは

「自由」であると考えている。

 

あなたもそうかもしれない。

 

たしかに、革新を生み出すために「自由」というのは

とても大切なモノです。

しかし、本当はそれ以上に大切なことがある。

 

それが、

「管理」です。

 

「えっ?」と思われるかもしれない。

 

しかし、

「管理」なしの革新というのはこの世に存在しない。

 

例えば、セールスレターを書くという例を挙げると、

「締め切り」がなければ、永遠に書き終らない。

さらにページ数制限、顧客への価値提供への期待。

そういった「制約」を課せられて初めて、

「独創性」にチャレンジすることができる。

 

自分自身を時間的にも、場所的にも、

窮屈な空間に閉じ込めるからこそ、

その枠を超えるためのエネルギーが生まれ、

「革新」に進化する。

 

革新と管理は表裏一体。

このことを知っておくことは優れたリーダーになるためには

必要不可欠なことです。

 

なぜなら、

「革新」を強調する人と、

「管理」を強調する人は、

水と油だからです。

 

一般的に折り合うことが難しいけど、

革新と管理との緊張感を活かしながら、

仕事を進めていくことができれば、

その結果、顧客に商品を届ける際には、

次のような説得力のあるコピーが使えるようになる。

 

「当店の職人は5年かかって初めて1人前」

「100回以上の検査をクリアしたものだけが、初めて商品となります。」

 

こういったシビアな管理体制を示すことで、

顧客はあなたの会社が取り組む姿勢を信頼するし、

一方、

社内では顧客との約束を守るように、

様々な部署が強力し合えるようになる。

 

管理と革新を両立できない会社は、

社内の緊張を避けることで、中途半端な価値を顧客に届ける。

 

しかし、稼いでる会社は、

社内の緊張すらも、顧客に価値を届けるために活用する。

 

こう考えると、

ほとんどの人が間違っているのは、

「管理体制の強化」が革新性や創造性を潰すのではなく、

「顧客視点の欠如」「顧客からの乖離」が

革新性や創造性を潰すのです。

 

顧客にフォーカスし続けている限り、

それは正しい。

あとはそれをいかに高いレベルで管理するかだ。

 

「管理」こそが創造の品質を高める唯一の手段。

 

おかもと

P.S.だからこそ、昨日言ったような、

「クレド(行動規範)」が重要になる。