from:おかもと 【起業家.Lab】

このビレバンのキモの半分ぐらいはぶっちゃけ、

「ショッピングモール」の構造にあるから、

まずは、ショッピングモールのことを。

 

様々な店舗が集まってできているショッピングモールは、

1つのアミューズメントパークであるとさえ言える。

 

最新の施設では、豪華なエントランスや吹き抜けのアトリウムを持ち、

イルミネーションやイベントを無料でお客に提供するところもある。

 

ですが、そうしたところにお金をかけたところでどんな意味があるのだろうか?

これについて考えたことがあるでしょうか?

 

もちろん、イルミネーションだって、イベントだって、

お客には無料でも、提供する側はコストです。

そのコストは、施設内にお店を出している会社から支払われるわけだ。

つまり、出店料は、普通に街で店を出すよりも高い。

 

それでも、モール内に出したいという会社が後を絶たない。

なぜだろうか?

 

実はとある研究によると、

「ショッピングモールに足を踏み入れた客は

30秒で脳が『買い物したい』という欲求を認識する」

らしい。

 

豪華なエントランスや、イベントは、

この欲求をオンにするのに一役買っている。

当然、そのモール内に出店している店は儲かりやすい。

だから、出店料が高い。

 

また、もう一つ、別の研究によれば、

「驚きによって時間経過の感覚が変わり、

購買欲も高まる」

らしい。

 

ショッピングモールに足を運ぶ人は、

「買うために来た人」

「ショッピングに来た人」

の2種類いる。

 

前者は、目的があってやってきた人で、

後者は特に目的はなく、「良いモノがあったら買おう」という人。

 

店側としては確実に買い物をしてくれる前者のほうがありがたいように思えるが、

実は後者のほうが買い物に費やす時間が長く、結果、使うお金も多い。

 

ちなみに、ショッピングモールで「ショッピングに来た人」のみが集まるのが、

飲食店です。

わざわざそこで食べるためだけにショッピングモールに行こうという人はまぁいない。

 

だからぶっちゃけ、ショッピングモールに出店したのに、

店が儲からないという会社はもう飲食業体から撤退したほうがいい。

絶対に向いてない。

 

豪華な施設や、楽しいイベントは滞留時間を延長させ、

気分を上げる。

ゆっくり店内を回るうちに

「何か買って帰ろうかな」という気分にさせる。

そして目についたものを衝動買いさせる効果をもたらす。

 

売り場以外への出資こそが、

モール全体の販売促進ツールを構築している。

 

でも、自分の店はモールには出店しないし・・

と思う人も、

自分の店で、売り場以外に

「お客に驚きを与えられる場所」というのはないか考えてみるといい。

 

「驚き」

「滞留時間の延長」

の2つをクリアできる仕掛けができると、

売り上げは確実に上がる。

 

さて、ヴィレッジバンガードという店は、

一応「雑貨屋」の類に入る店なのですが、、

どの店舗に行っても、いろいろと違う。

置いてる商品とかが同じなのに、いろいろなんか違う。

 

路上店の店もちらほらあるけど、

やっぱり多いのはモール内にある店舗。

 

まぁ、ぶっちゃけ、さっきの

「驚き」と「滞留時間延長」というのを、

店舗だけで体現しているのがこの会社だ。

 

モールにある店はもちろん、そのモール内では異色を放っている。

でも、ぶっちゃけモールの店舗よりもすごいのは

路上の店舗だ。

 

なぜなら、モール内にあったら、さっきも言った通り、

モールの施設の効果で入る人もかなり多い。

しかし、路上の店舗は

「ヴィレッジバンガード」の特性だけで集客しているからだ。

 

ヴィレバンの強さは、

さっきも言った通り、「驚き」と「滞留時間延長」です。

この店は本当にとんでもない。

スタッフさんの商品説明もシュールだし、

面白い。

 

で・・入ったが最後。

なぜか、なにか買ってしまう。笑

そんな店です。

 

あなたの会社が雑貨屋じゃなくても、

モール内に出店していなくても、

店の売り上げを上げたいなら、

「ヴィレッジバンガード」を一回ちゃんとベンチマークしてみることをお勧めする。

 

特に、路上店舗のヴィレバンを。

 

おかもと

P.S.ちなみに、僕もそうですし、あなたもそうなんじゃないかと思いますが・・

「なんとなくショッピングモールに行く」っての嫌いじゃないでしょう?

特に意味もなく行くって行為。

で、、なぜか小さいモノを衝動買いしてしまう。本とか、雑貨とかね。

この「軽い気持ちで言ってしまい、なぜか買ってしまう」というのが強いのです。