from:おかもと 【起業家.Lab】

自分を偽って付き合ってもしんどい。

だから自分らしくいればいい。

そうすればモテる。

そうすれば自然と人が集まってくる。

 

そういった現状肯定で読者の歓心を買おうとする恋愛本や、自己啓発本が多い。

確かに、、

「自分らしくいればモテる」

これは正しい。

 

しかし、ここに落とし穴がある。

「自分らしくいればモテる」

これが発動するのは、

100%それが相手に伝わった場合のみです。

 

通常、どこか相手に対して良く見せようと小細工してみたり、

意識せず、態度や立ち振る舞いが変わっていたりする。

結果、「100%の自分」を出せている人はいない。

 

あなたが例外中の例外で、

100%の自分を出せている人間だったとしても、、

相手はそれを100%見てくれ、受け入れてくれるのでしょうか?

 

それは、、絶対にありえない。

価値観が全く同じということはありえないからだ。

 

つまり、100%の自分が全部伝わるというのは、

ほぼあり得ないこと。

ということです。

 

だから、

「ありのままの自分でいればモテる」

「ありのままの自分でいれば人が集まってくる」

なんてことは幻想でしかない。

 

これは単に、「自分の欲求や願望」を他人任せにするための言葉だ。

 

こんなことを具体的な解決策も提示せずに書きなぐっている自己啓発本は、、

ぶっちゃけ詐欺です。

 

では、ウソをつけば良いのか?

と言えば、そうではない。

 

「ありのままの自分でいる」というのは確かに大切なことです。

ありのままの自分でいる人と、そうでない人なら、、

やはりありのままの人のほうが魅力的ですから。

 

では、どうすれば良いのか。

と言うと、、

 

「100%の自分」が伝わるように

演出すること。

が大切なのです。

 

「商品・サービスさえ良ければ売れる」という幻想

「商品・サービスさえ良ければ勝手に売れるよ。

良さが伝わればきっと売れるんだよ。

だから、マーケティングやセールスなんていらないよ」

なんていう職人気質のビジネスにも同じことがいえる。

 

素晴らしい商品、素晴らしいサービス、、

果たして本当にお客さんに伝わっているのか?

 

残念ながら伝わらない。

良いモノを作っても、伝えようとしなければ、伝わるわけがない。

 

伝わらない=売れない

売れない=価値を提供できていない

価値提供できない=そのビジネスの存在意義はない

 

なぜ伝わらないのか。

残念ながらお客はあなたの商品やサービスのことばかり考えているわけではないから。

マーケティングやセールスをした場合においても、

毎日大量に入ってくる情報の中からほんの数分程度をあなたの商品やサービスのための時間として割り振っているのです。

 

 

つまり、セールスをしない場合、

そんな人に「自分は良いモノを作ったのだから、そのぐらい知っておけよ」というようなスタンスで伝わるわけがないのです。

数分程度すらとってもらえない。

 

また、マーケティングやセールスをした場合においても、

その中で商品の100%を伝えられるようにしなければならない。

これが演出です。

 

そして、100%を120%にしてはいけない。

ないものをあると言ってもいけない。

こうなると、詐欺です。

 

 

「コツコツやっていればいつかきっと」

「自分らしくいればいつかきっとわかってくれる人が現れる」

たしかに、これらの言葉の響きは心地いい。

 

でも、、これは

自責で物事を考えてはいない。

他人がなんらかのアクションを起こすのをただ待っているだけの人の言葉です。

 

伝える努力を放棄して、思考停止している自分を肯定するためだけの言葉に過ぎない。

 

そんな向上心のない自分を肯定してもらって嬉しいなら、

「モテたい」とか考えるべきではないし、

そもそもそれが「ありのままの自分」であるなら、もはや救いようがない。

 

自己啓発本や恋愛本などの90%近くはこのようなことばかりを言っているので、

「大衆は常に間違える」というダン・ケネディの言葉が心に突き刺さりますね。

 

「自分らしくいれば」

「良いモノを作っていれば」

 

自己肯定の言葉にはご注意を。

 

おかもと

P.S.自己肯定が悪いのではなく、自己肯定する際に、他人任せにするのがあかんのですよ。