from:おかもと 【起業家.Lab】

「今日はいい天気ですねぇ・・」

「今日は雨降ってますねぇ・・」

「今日は寒いですねぇ・・」

 

いわゆる「誰とでもできる会話」の切り口の1つ、

「天気」である。

 

しかし、普通に

「今日はジメジメしてますね」

なんて言っても返ってくる返答はたいてい

「そうですね」だ。

 

昔のお昼の番組を彷彿とさせる切れ味の鋭い返しだ。

 

天気の話題を出した側は、この返答がきた瞬間、

「あぁ、、会話が終わってしまった・・こんなことなら言うのではなかった・・」

となる。

 

しかし返答した側も同じだ。

「あぁ・・もっとなにか喋れば良かった・・せっかく話しかけてくれたのに・・」

 

そう。

普通、天気の会話は一回の返答で終わってしまう最悪の会話なのである。

互いに残るのは相手に対する罪悪感である。

 

しかしだ・・

考えてもみてほしい。

「天気」ほど、一緒にいる人と確実に共通している話題は他にあるだろうか?

「天気」ほど、一緒にいる人に気を使わせない、地雷を踏まない話題はあるだろうか?

 

逆に天気の話題を使いこなして、会話に花を咲かせることができれば、

初対面の人とももう少しだけ打ち解けられるのではないだろうか?

 

では、どうすればいいのか。

カンタンである。

「天気の雑学」を交えて、天気の話題を仕掛ければいいのである。

話を振られた場合も同様である。「雑学」を言えばいいのである。

 

しかし、天気の雑学って・・なに?

そんなあなたに朗報だ。

僕が選んだ「ただの天気の会話をワンランク上の会話にしてしまう雑学10選」を紹介しよう。

 

雑学1.最高気温が25度を超えると・・「ビールが飲みたくなる」

気温や天気と商品の売上の相関関係を調査する「ウェザーマーチャンダイジング」という分野があります。

 

その研究によると最高気温が25℃を上回るとビールの売上が伸び始めるのだそうです。

 

他にもかき氷は30℃、アイスクリームは27℃で売上が伸び始めるのだとか。

対して冬のおでんは最低気温が18℃、鍋物や熱燗は15℃を下回ると売上が伸び始めます。

 

これらの研究結果の面白いのは季節が本格化する少し手前、

「ちょっと蒸し暑いな」「ちょっと肌寒いな」という気温で売上が伸び始める点です。

「いやー、暑いですね」のあとに織り混ぜる天気ネタとしておすすめです。

 

このあとは、「お酒は飲まれますか?」「好きなお酒は?」で決まりである。笑

 

雑学2.ゲリラ豪雨は1時間程度でやむ

ゲリラ豪雨に見舞われて出先で立ち往生した経験のある人も多いはず。

しかしゲリラ豪雨の多くは1時間程度で止むことがわかっています。

ゲリラ豪雨はその名の通りゲリラ的に降るので、現在の技術を使っても正確な予報は不可能とされています。

 

ところがこの局地的な大雨を降らせる積乱雲は、

1時間程度で消えていく種類の雲のため、

ゲリラ豪雨の寿命も1時間程度というわけです。

 

急な大雨で立ち往生を余儀なくされても、

どうせ1時間で止むとわかれば、

本屋やカフェなどに入って次の取引先で使う資料の読み込みなど

有意義な時間の使い方ができるのではないでしょうか。

 

一緒にいる人にも、このゲリラ豪雨の情報をおしえてあげることで、

「そんなこともご存じなんですね。すごーい」である。

そのときは

「あー、あるセールスライターのブログ読んだんですよ。へけけ」と言っておいてください。笑

 

雑学3.虹が出る方向は決まりがある

虹は必ず「太陽がある方の反対側の空」に現れます。

太陽の光が雨粒に差し込んで、その中で反射・屈折して現れるのが虹です。

そのため太陽とは逆の方向に現れるのです。

 

ほかにも虹が見られる条件がいくつかあります。

1つは雨が降った後の天気です。

夕立やゲリラ豪雨のように急に雨が降って、急に止み、

その後また晴れるというような天気の場合に虹は出やすくなります。

 

夕暮れ時の時間帯も虹が出やすい条件の1つです。

ザーッと急な雨が降ってきたら「憂鬱だなあ」と思わず、

「今日は虹が見られるかも!」と思うようにすれば、それだけ1日が楽しくなります。

 

ゲリラ豪雨や、急な夕立が降った時に一緒にいる人がいるなら、

「あー、急に振り出しましたね。もしかしたら虹が見れるかもしれませんね。」

「虹見つけたらすごくテンション上がりません?」

「一緒に虹探しに行っちゃいますか?笑」で決まり。

 

雑学4.「今年も猛暑」は鵜呑みにしてはいけない

毎年のように新聞や雑誌、テレビなどで報じられる「今年も猛暑」という憂鬱な情報。

しかし気象学的な見地からすると、本来このような長期の予想はできないのだそうです。

 

現在の技術で実用的な予報ができるのはせいぜい10日先まで。

「暑くなる傾向がある」程度の情報でも1ヶ月程度が限界です。

 

「今年も猛暑」という情報はインパクトや紙面・尺の関係でメディアが報じるだけ、

という場合も多いのだとか。

そのためメディアや周囲の人が「今年も猛暑らしい」と話していても、

そのまま鵜呑みにする必要はないのです。

 

そもそも、「夏」=「暑い」のです。

「暑い日が続いてますね・・」=「当たり前」なのである。

 

だったら、それを逆手にとって、

「今年も猛暑って言われてますけど、実際にはメディアもよくわかってないらしいですよ。」

「そもそも、天気予報は10日後ぐらいまでしか予測できないらしいですから、今年が猛暑確定ってのはわからないらしいですよ。」

「まぁ、、、結局、猛暑じゃなくても暑いんですけどね。なので、冷たいものでも飲みに行きましょう。笑」

・・と雑学を踏まえて笑いを取りつつ、カフェにでも入る手はずを仕込もう。

 

雑学5.天気を先取りできる「異常気候早期警戒情報」

毎週月曜日と木曜日の週二回、

大きく気候が変化する場合にだけ気象台から発表されるのが

「異常気候早期警戒情報」です。

 

10日から2週間程度先の気候の激変について知らせてくれるので、

この情報をフォローしていると、夏に急に気温が下がったり、

冬に気温が上がったりする際に事前の準備ができます。

 

取引先で

「10日くらいすると急に寒くなるらしいですよ。長袖を出しておいたほうがいいかもしれませんね」

などと異常気候早期警戒情報が出るたびに言っていれば、

いつのまにか「ちょっと先の気候を見事に当てる○○さん」として覚えてもらえるかもしれません。

そういった立ち位置はセールスにおいてけっこう重要だ。

 

雑学6.天気が悪くなる雲・良くなる雲

空を見て天気を読むことを「観天望気」と言いますが、

これは雲を見るだけでもできます。

いわゆる「入道雲」である積乱雲は悪天を予兆する雲の代表格です。

 

カール状に巻いている「巻雲」の中でも滲んだような「雨巻雲(あめけんうん)」や、

うっすらと空一面を覆う「巻層雲」が「いわし雲」と呼ばれる巻積雲に変化している場合も

天気が下り坂になることが多いとされています。

 

一方で雨巻雲よりもくっきりとした巻雲である「晴れ巻雲」や、

巻積雲が巻層雲に変わるような場合は天気は上り坂になる可能性が高くなります。

また巻積雲が赤や緑や黄色に輝いているものを「彩雲」と呼びますが、これは翌日の好天を約束する雲です。

 

ここらへんまでくると、もはやあなたの取引先での地位は不動のものになる。

「空の支配者」である。

 

雑学7.初デートは雨の日に高層ビルのレストランで

心理学で言われる「吊り橋効果」は吊り橋の揺れでドキドキしているのを、

隣に歩いている男性への恋心によるドキドキと取り違えるというものですが、

天気でも同じような「ドキドキの取り違え」が起きます。

 

低気圧になると交感神経が活発化するとされており、

これにより心理的に「ドキドキ」を感じるのだそうです。

したがって気圧が低くなる雨の日に、さらに気圧が低くなる高層ビルのレストランでデートをすると、

天気版吊り橋効果が期待できるというわけです。

 

これは実際にあなたが試してもいいですし、

取引先の人と会うのが雨の日なら、

「雨降ってますねー。そういえば知ってます?初デートって雨の日に高層ビルのレストランにすると成功率が高まるらしいですよ。」

だけで、話題は確実に盛り上がる。

 

もしプライベートでも、

気になる異性に対して

「雨降ってるねー。あ、知ってる?初デートって雨の日に高層ビルのレストラン行くと成功率高まるんだってー。じゃ、今からデートいっとく?」

で完璧である。

 

ナンパも同じだ。

傘を差しだしながら、

「大丈夫ですか?傘使ってください。いや、一緒に使いましょう!

そういえば知ってます?初デートってね、雨の日に高層ビルのレストラン行くと成功率高まるんですよ!

なので、一緒にレストラン行ってください。」

完璧である。笑

 

雑学8.雷を回避するベストな方法

「雷を回避するには高い木の近くに避難しろ」

「金属製のものをつけていると雷が落ちやすい」

雷の回避策としてまことしやかに語られるこれらの情報はどちらもウソです。

 

高い木には雷が落ちやすいうえに、木よりも人間のほうが電気が流れやすいため、

木から人間に雷が移動する「側撃雷」を受けてしまいます。

また雷の落ちやすさは金属の有無ではなく、「高さ」に左右されるため、後者の情報もウソです。

 

雷を回避する最善の方法は車や建物に入ること。

それができなければ高い木の保護を受けつつ側撃雷を受けない位置、

すなわち木の先端の45度の範囲内(円錐形)で、かつ木から4m以上離れた位置に避難しましょう。

 

雷が鳴りだしたら、その説明を相手にしてあげましょう。

「へぇー。知らなかった。なるほど。ってかなんでそんなこと知ってるの?」

となり、会話が進む。

 

ちなみに雷が人体を通ると、赤く見えます。

中学生のとき、教室のベランダから雹が降るのを見て、手を差し出してたら、

近くで雷が落ちたんだけど、その時なんかめっちゃ小さい静電気みたいなやつが手のひらに飛んできた。

赤く光ってた。ちょっと興奮した。笑

 

雑学9.雨粒の形は「肉まん」と同じ

雨粒のかたちと言われてイメージするのは「涙型」です。

しかし実際の雨粒は「肉まん」と同じなのです。

雨の落下速度は毎秒6〜8m(時速25〜30km)もあります。

宇宙空間などでは完全な球体になる水ですが、

そんなスピードで落下するため地面側がへしゃげてしまい、

肉まんのように「底」ができるというわけです。

 

憂鬱な雨の日、おもむろに

「雨粒のかたちって普通涙型じゃないですか。でもあれって本当は肉まん型らしいんですよ……」

とつぶやけば、面白い人になれることは確実です。

確実に「どゆこと?」って聞かれますから。

あとは雨粒のスピードの話からしていけば、会話が弾む。

 

さらに雨の話なので、雑学7のデートの話をすれば、さらに弾む。

もう「今日はジメジメしてますね」「今日は雨降ってますね。」とはおさらばである。

 

雑学10.静電気を防止するファッションがある

冬場になると悩まされる人が増える「静電気」。

ドアノブや車の扉などはもちろん、部下から書類を受け取るとき、

取引先との名刺交換のときにも「バチッ」ときます。

 

その度にイラっとしてしまうので、精神衛生上もよくありません。

静電気は冬のように「低温」かつ「乾燥」した状況で起きやすくなりますが、

もう1つ大きな原因があります。

それが服です。

 

静電気はポリエステルと綿、ウールとポリエステルなどのように異素材の服を重ね着することで、

布がこすりあうたびに溜まっていくのです。

これを防止するためのポイントは「同素材ファッション」を心がけること。

コットンニットとコットンシャツのように同素材の重ね着ならば、大幅に静電気を抑えられます。

 

もし、取引先で静電気がバチッとなっても、

その話をすれば、

「へぇーなるほど、静電気ってファッションで防げるんだー。他の人に話してみよー」

となる。

静電気によるイライラが「誰かに面白い話をするワクワク」に変わってくれるのである。

 

取引先のイライラを軽減できることは間違いない。

 

まとめ

1.最高気温25度以上でビールが飲みたくなる

2.1時間程度でゲリラ豪雨はやむ

3.虹が出る方向は決まりがある

4.「今年も猛暑」は鵜呑みにするな

5.天気を先取りできる「異常気候早期警戒情報」

6.天気が悪くなる雲・良くなる雲

7.デートは雨の日に高層ビルのレストランで

8.雷を回避するベストな方法

9.雨粒の形は「肉まん」

10.静電気を防止するファッションがある

 

これでもうあなたの「お天気トーク」は、

「今日はいい天気ですね。」

「今日はジメジメしますね。」

「今日は寒いですね。」

などというありきたりなものではなくなり、

「そうですね」と会話がすぱっと斬られることもなくなる。

 

そしてこれを続けることで、

「天気に詳しい○○さん」というアイデンティティを手に入れることができる。笑

 

まぁ、そんなアイデンティティは欲しくない人が多いとは思いますが、

初対面の人との会話はいろいろ緊張します。

「地雷」をふまないように、

「共通の話題」を心がけないといけません。

 

そこで、ワンランク上の天気の話が活きるわけです。

 

あなたもぜひこの天気の雑学、使ってみてください。

 

おかもと

P.S.ゲリラ豪雨、虹、雷に関しては知ってる人もけっこういるので注意。

でもその場合は「知ってる者同士」で話が合うので好都合ですが。

その場合は「あれ?でも虹が出るのってどの方向でしたっけ?太陽の逆でしたっけ?」

と相手を誘導しつつ、相手に知識を披露させることを徹底しましょう。